日時 | 6月16日(土)午前10:00〜午後6:00 |
場所 | 大阪大学理学部F棟,H棟(豊中キャンパス) 阪急電車 石橋駅徒歩15分または蛍池駅徒歩15分 大阪モノレール 柴原駅徒歩5分 (懇親会会場も大阪大学構内の予定です。) アクセスマップ キャンパスマップ 理学部 所在・周辺情報 |
参加費 | 3500円(懇親会代含む) (講演と研究発表のみ参加で、懇親会は不参加の方は500円とします。) (この企画は財源がないので、旅費の補助等はできません。) |
時間 | タイトル、アブストラクト | ||
〜10:15 | 受付 | ||
10:15〜10:30 | 開会式 | ||
10:30〜11:00 | 石井 貴昭 (阪大D1) | 「T-duality, Fiber Bundles and Matrices」
[pdf] 行列からの時空の出現について、 ゲージ理論においてのT-dualityを非自明なファイバー束の場合に拡張することについての話をします。 |
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11:00〜11:30 | 高橋 圭次郎 (京大D3) |
「String Phenomenology 標準模型への一つのストーリー」[ppt] String phenomenologyの最近の成果を取り混ぜて、簡単なレビューとよもやま話をします。 |
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11:30〜12:00 | 西岡 辰磨 (京大D1) | 「Cascade of Gregory-Laflamme Transitions and U(1) Breakdown in Super Yang-Mills」
[pdf] The Gregory-Laflamme transition is related to the breakdown of the U(1) symmetry in super Yang-Mills on torus through AdS/CFT correspondence. Recent Monte-Carlo data on pure bosonic Yang-Mills implies the cascade of the Gregory-Laflamme transitions in gravity side. We confirm it through thermodynamical analysis. We found the same pattern also in Schwarzschild case. |
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12:00〜13:00 | 昼食 | ||
13:00〜13:50 14:00〜14:50 |
窪田 高弘 (阪大理学研究科教授) | 「低エネルギーニュートリノ実験と輻射補正」 | |
15:00〜15:15 | 休憩 | ||
15:15〜15:45 | 宝利 剛 (大阪市立大D1) | 「Kerr-NUT-dSブラックホールの可積分性」 2006年,質量,角運動量,宇宙定数に加えNUTパラメーターを含むブラックホー ル解が発見された. これはKerr-NUT-dSブラックホールと呼ばれる. Kerr-NUT-dSブラックホールの可積分性についての研究を紹介したい. (hep-th/0611285に基づく) |
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15:45〜16:15 | 丸吉 一暢 (大阪市立大D2) | 「自発的部分的に破れたN=2超対称性によるDijkgraaf-Vafaの関係式の変形」 [pdf] | |
16:15〜17:15 | 百武 慶文 (阪大理学研究科PD) | 「超弦理論におけるDブレーンと双対性について」
[pdf] 10次元時空には5種類の超弦理論が存在し、それらの摂動論的真空は 双対性によって互いに結びついていると考えられている。 さらに超弦理論に存在する物体に双対性の考えを適用すると、 Dブレーンのような物体も自然と現れる。 講演では現在の超弦理論の研究では欠かせないDブレーンと双対性について、 できるだけ分かりやすくレビューするつもりである。 |
時間 | タイトル、アブストラクト | ||
〜10:15 | 受付 | ||
10:15〜10:30 | 開会式 | ||
10:30〜11:00 | 山本 新 (京大M2) | 「Doubly charmed baryon potential in lattice QCD」 | |
11:00〜11:30 | 須原 唯広 (京大M2) | 「反対称化分子動力学(AMD)を用いた核構造の研究について」 特に14Cのクラスター構造について現在までに知られている ことと今後の予定についてお話する予定。 |
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11:30〜12:00 | 関原 隆泰 (京大M2) | 「Photon Couplings to Baryon Resonances in Chiral Unitary Model」
[pdf] Chiral Unitary Model により Λ(1405) を始めとする baryon の共鳴状態が表現 出来る事は、良く知られている。これを利用して、ChUM で表現された baryon 共鳴状態 と photon との結合を考える事により、baryon 共鳴状態と photon との相互作用を理解 する事を、研究の目的としている。 特に、その相互作用から baryon 共鳴状態の form factor を計算できるのではないか、 と期待している。 |
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12:00〜13:00 | 昼食 | ||
13:00〜13:50 14:00〜14:50 |
窪田 高弘 (阪大理学研究科教授) | 「低エネルギーニュートリノ実験と輻射補正」 | |
15:00〜15:15 | 休憩 | ||
15:15〜15:45 | 佐藤 弘一 (京大M2) | 「相対論的フェルミ液体論に基づくクォーク物質の磁性」 有限温度・有限密度でのクォーク物質の磁性について、フェルミ液体論に基づく アプローチを紹介し、現在までに得られている磁化率や自由エネルギーの計算の結果を 簡単に紹介したいと思います。 |
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15:45〜16:15 | 中小路 義彦 (阪大D1) | 「カイラルクォークソリトン模型に基づく核子の一般化形状」[ppt] カイラル・ソリトン・モデルに基づいた一般化形状因子Form Factor をパイオン質量をパラメータにした依存性を調べた |
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16:15〜17:15 | 飯田 英明 (大阪大学RCNP PD) | 「格子QCDに基づいた有限温度・密度系の探求」 格子QCDは、カラーの閉じ込めやカイラル対称性の自発的破れ などの、QCDの非摂動現象に対する唯一の第一原理計算である。 多くの先達の研究により、近年、格子QCDは数値実験としての地位を 確立しつつある。 一方で格子QCDは、波動関数を扱いにくいことや、有限密度系における 計算がsign problemのために困難であることなど、解析的手法に 比較して不利な点も存在する。 今回のセミナーでは、上記の問題を克服する(または迂回する)試みとして、 我々が現在までに行ってきた、格子QCDの「応用的使用法」について話す。 具体的には、 __格子QCDデータに基づいたシュウィンガー・ダイソン方程式の構築、 およびその有限温度・密度系への応用 [1] __境界条件を用いた、相転移温度T_c以上におけるチャーモニウムの存在の判定 [2] __スカラーQCDにおけるスカラークォークの質量生成 [3] に関して概観する予定である。 このセミナーで、格子QCDを「道具として」身近に感じていただければ幸いです。 |